「◯ゲてきたら下手に遠慮して言わないとか無しね。絶対言って!」これが常々夫から言われている言葉である。

出逢って18年。結婚して16年。当時は20代で髪の量もそれなりだった夫も40を越えた辺りから年々頭皮が目立ち始めてきた。

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義父は結婚する時点で鬼籍にいたため判断出来かねるが、夫の伯父二人とも揃いも揃って毛根が活動を自粛されている状態のため、夫の頭皮の未来は用意に想像出来る。

本人から遠慮するなと言われても、やはりかなりプライドを傷つけるであろう言葉のため気を使う。子供達でさえ「お父さん最近白髪も増えたけど髪も薄くなってきたよね」と私に言う。

TVで育毛剤のCMが流れていたり、トレンディエンジェルの斉藤さんがネタをやっているのを観ると、なんとなくリビングに緊張感が走る。私はTVよりもついつい夫の反応を見てしまったりする。

夫の頭皮に目をやっていると、夫はそれに気付き

「何?薄い?」

機嫌悪そうに聞いてくる。  

返事に迷うが遠慮するなとも言われているし

「独身の時に比べたら頭皮が目立ち始めましたね(棒読)」

「マジか…ちょっと写真撮ってくれない?」との事でスマホで撮影する。

最近のスマホは写真の画像が素晴らしく良い。

今回はその素晴らしさはいらなかった。

…夫の頭皮の薄さ加減が誤魔化しの効かない感満載で映し出されていた。

ショックを受ける夫。

「あーーーホントにヤバイまでは行かないけど、不味いなぁ。時間の問題だなぁ。オレ、これ以上減ってきたらスキンヘッドにするわ。下手に残して周りに気を使わせるなら無い方が笑いに変えられる」

夫は体が大きい。縦はそれほどでもないが横が大きい。

長年柔道もやっているのでガッチリ。

髭もはやしているので新宿2丁目でモテそうなタイプ。

それにスキンヘッドなんかにしたら…

「スキンヘッドにしたらそのスジの人に間違えられそうだね」

「同情されて裏で笑われるより、自分から笑いに持っていった方がナンボかマシです」

…本人がいいならそれで良いのですが。

私は頭皮が目立ち始めても夫を愛しているんだがな。

それ以上言ったところで気にしている本人には慰めにもならないだろうし、私は私で陰ながら?頭皮に良いと言われている卵や納豆、豆腐や鶏胸肉その他を毎日の食事に追加している次第です。

夫は気付いてないでしょうが、まあいいでしょう。